今回は『家庭用呼吸見守りセンサーIBUKI』専用アプリで見れる波線グラフについてご説明したいと思います。この波線グラフ、正式には「呼吸強度グラフ」といいます。寝ている赤ちゃんの呼吸強度を見える化したものです。
「呼吸強度グラフ」は呼吸を見守る際に目安に正常にアプリが起動しているかを確かめる手助けになればと実装しましたが、具体的にどういった意味なのか知りたい。というご要望がありましたので、この機会に詳しくご説明します。
ちなみに、「呼吸強度グラフ」がどうやったら表示されるかわからない方向けに説明すると、平均呼吸数が表示されている画面をスワイプすると「呼吸強度グラフ」が見れます。
呼吸強度グラフの縦軸と横軸
縦軸|呼吸強度グラフの縦軸(振幅)は呼吸の深さを表しています。
呼吸の深さは、センサー感度に影響されるため、センサーマットと赤ちゃんの間に入れるマットレス(布団)の厚さに影響を受けます。
横軸|横軸(波長)は呼吸間隔を表しています。約6秒程度(3呼吸程度)で左端から右端までグラフが自動で記入されていきます。
安定している状態
基本的には息を吸っているときにグラフが上に上がります。グラフに現れる呼吸強度(振幅幅)はセンサー感度によりますが、正常に呼吸がチェックできているときは図のような波形になります。
呼吸が浅い状態
呼吸が浅い、もしくは敷いているマットレスの厚さの影響でセンサー感度が弱い場合は図のような波形になります。基本的に乳幼児の方が呼吸が小さいので図のような波形になりやすいです。
呼吸数が少ない
呼吸は深いけれど呼吸数が少ない場合は図のように波長が長くなります。
離床もしくは呼吸停止
マットレスから離れている場合(離床)、IBUKI本体やセンサーマットに異常がある場合、呼吸が停止している時は図のような波形になります。このときはアプリでも状態が注意になり、アラートを鳴らしている状態です。
アラートが鳴る基準|1分間の平均呼吸数が5回以下もしくは無呼吸状態で25秒経過
まとめ
以上のように呼吸強度グラフは寝ている人の呼吸状態を表しています。しかし、あくまでもセンサー感度によって呼吸の深さは変わってしまうため、あくまでも見守りの目安としてお使いください。